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【浜本工芸分会】第五回団交報告②!

②半休制度について

 前回半休制度についてのアンケートを会社に提出し、社長の返答を聞きました。しかし、アンケートに書いてある皆さんの意見や訴えに対してのコメントは一切なく、「制度が欲しいという人の気持ちはわかるけど」で一蹴し、社長の一存、会社都合の一点張りで、ただ「現状では導入するつもりは無い」というだけの物でした…。それについての組合側からの質問に対しても工場長や、総務部長はほとんど答えず、弁護士がさえぎって持論ばかり話し、とても誠意のあるとは思えない酷いものでした。

 そんな前回の二の舞にならないよう、社長に「社長の言葉」でどう思っているかを話して欲しいこと、さらに前回の弁護士の発言は【社長の代理人】として会社の見解なのか、何が言いたかったのか論理的な説明を問いただします。その上で何らかの理由で半休がシステム上難しいのであれば、時間休等の他の方法も模索するなど代替案もあげて話し合いました。


 半休制度について、最終的に「(半休制度を導入するにあたっての)問題点を一つひとつ、労使で話し合って潰していきましょう 」ということを会社と確認しました。


  ≪半休制度導入についての社長回答≫

 「(会社が半休制度を導入できないと考える)主な理由としては、当社の事業計画の、製造業、特に工場においては連続した流れ作業を主体にした生産体制が挙げられます。これは、流れ作業というのは、効率性とかですね、品質維持に不可欠な体制だと思っています。この体制においては、特定の時間帯に、一部の人員が欠けることで生産ライン全体に大きな影響が生じて、ひいては生産性や納期に支障をきたす可能性が高いと判断しています。一方で、本社部門においては流れ作業ではないことから半休制度の導入は可能であるとは考えてはいます。そういう要望も、以前からあります。しかしながら仮に、本社部門のみ半休制度を導入した場合、工場部門との間で、公平性の問題が生じることも、懸念しております。工場はずっと半休取れないのに、本社だけ取って。とか、本社と工場の交流も当然あります。いろんなこと聞きに行ったりとかそういうこともあるので、本社だけというのは公平性に欠けるのかなと思って、そういったことを考えて、導入をしない判断をしています。とはいえ、ほとんど皆さんが要望しているということは理解をしておりますので、会社は導入できるようにですね、検討もしていきたいですし、これには当社の事業環境ですとか、生産体制の変化も踏まえて、将来的な半休制度の合意については、引き続き検討の余地があると私は思っています。」(社長)

 「(給料計算の実務が煩雑になることは)考えなくていいってことはないですけども、主な要因ではないです。本社の人間がやればいいだけの話なので。」(社長)


 つまり、

①会社が心配していることは、

 半休制度を導入することによって工場の生産性、品質が落ちること

②本社のほうでは導入可能だと考えている

③しかし、工場と本社で不公平になるので、導入しない

 …ということです。


工場での半休制度導入は、本当に難しい?

工場で導入できないことを理由に、本社が導入できないのは本当に「公平」?」

 社長から、半休制度が導入できない理由を聞いて、これまでの団交以上に何が問題になっているのかクリアになりました。また、決して解決できない問題ではないこともわかり、労働組合と会社で引き続き議論していく合意がされたことは、一歩前進だと考えています。

 ところで、本当に工場では半休制度導入は難しいのでしょうか?現状、工場で半日だけ応援に行くこと等は日常茶飯事であり、半日人がいる、いないということは現場としてはさほど問題視していない内容だと思います。むしろ人手不足の中で、一日有休を使って休まれるよりも、半日だけでも出勤してもらえた方が助かるという場面も多いと考えます。

 そして、本当に工場が導入できないと本社でも導入できないのでしょうか?

 現在でも、すでに残業代の仕組みなど、すでに本社と工場で異なるルールで運営されていることもあります。休憩の取り方にも違いがあります。

 組合を起ち上げた時に真っ先にアンケートに声を寄せてくださったのは、本社で働く方々でした。子育て世代が多く勤務していて切実に半休制度を希望しているのも、本社の方だと思っています。本社の方々が日々働いてくださっているおかげで、工場の仕事も支えられています。同じ浜本工芸で働く仲間として、少しでも働きやすい環境を実現できないものでしょうか。


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